20170812

Puhyunecoさん


キヅミタさん


ほうきぼしさん




遅ればせながら読んだので感想を書いた


natalie.mu

一読して二人とも正直だなと思った。特に3ページ目はもう「あけすけに」と言ってもいいくらい。

二人ともエンタメ業界で食いぶちを稼ぐアーティストであるわけだけど、そんなアーティストが最も恐れることは自分自身に「時代遅れ」の烙印を押されてしまうことで、多くの場合それは「驚異の新人」の登場によって不可抗力的になされてしまうのだけど、二人の発言を読むかぎり、そんな危機感はまったく漂ってこない。それどころか後進にエールを送るほどの余裕がある。

つまり、二人にとってここ数年のボカロシーンのヒット曲はなんの驚異にもなっていないということだろう。自分たちの足元を脅かすような、つまり食いぶちを根こそぎ奪っていくような「驚異の新人」はチェックした限り見当たらない。よくある邦ロックの二番煎じ三番煎じや流行りのEDM/ベースミュージックの後追いならば恐れるに足りない。自分たちのほうが先に行っている。オリジナルなものを作っている。

仮にチェックしていない下層のほうに「驚異の新人」がいたとしても(実際いるのだが)、彼/彼女らを浮上させ、世間一般に発信していく人的パワーや勢いはボカロシーンからは失われている。だから「どんどん新しい人に出てきてほしい」「生意気な奴が出てきたらいい」と口にはすれど、それはもう難しいだろうという”読み”が二人にはある。余裕はそこから来る。ニコ動やボカロシーンが現状のままである限り自分たちは安泰だと。当分の間は第一線だと。

僕は行間含め以上のように読んだけど、ネガティブすぎだろうか。でも当たらずも遠からずだと思うよ。彼らを「時代遅れ」にすることができず、自発的でも何でもないギャラ付き仕事でも、楽々と返り咲けるスペースを与えてしまっている現在のボカロシーンって本当に優しすぎ=ぬるすぎ。投げ掛ける言葉は「おかえりなさい」ではなく「おめーの席はもうねえから!」であったはず。作り手も受け手もナメられ放題、言われ放題のインタビュー記事でした。

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